90年代J-popの名曲、「最後の雨」をアルトサックスで演奏しました。
昨日に引き続き、「THE SAX Greatest Hits」の中に収録されている曲の一つ、中西保志さんの「最後の雨」を演奏してみました。
この曲ですが、私は個人的にはあまりなじみがない曲なのですが、最近ですと、EXILEのATSUSHIがカバーして話題になったようです。なので若い子でも知っている人は多い曲かもしれません。
92年にリリースされて、オリコン最高位16位ですが、ロングヒットとなったナンバーです。
最後の雨 - 中西保志 - アルトサックスで演奏
私的にはあまりなじみのない曲ではありますが、名曲ですね。中西保志さんはこの曲のヒットで一般的にバラードシンガーとして知られるようになったようです。
毎回サックスでカバーをやる前にもちろんオリジナルを聞くのですが、オリジナルの映像を見ていて目から汗が・・・(笑)
この曲がリリースされた時はまだ小学生だったくせに、私はこの時代の曲に弱かったりします。
そして今回も歌詞をつけてみました。
やっぱり歌詞があるとより原曲の良さが伝わりやすいのかなーって思ったりします。
言葉の力ってやっぱりすごいですね。
サックスでは言葉を伝えることは出来ないですが、できる限り歌のニュアンスを出せたらいいなー、と、歌ものをやるときは思います。
今回も「THE SAX Greatest Hits」を使用しました。
今回もこの演奏にはアルソ出版から出版されている「THE SAX Greatest Hits」の楽譜と音源を使用しています。
この「最後の雨」の譜面は原曲そのままではなく、かなり装飾音が入っていますので、そこを攻略するのが鍵かな・・・と思いました。
私もそれほど上手に出来ているとは言い難いですが、こういう曲の装飾音は指だけ動かしてもその雰囲気は出ませんので、装飾音のあるところで息を強めに出したり、少し音程を口で動かしたりするとそれっぽくなります。
ただこういうのはあまり文章で説明してもわかりにくいので・・・私の演奏ではなくもっと有名な方の演奏を色々聞いて研究するといいかもしれません。
フラジオは難しい・・・。
あとこの譜面には一か所フラジオが出てきます。ラ♭です。
指使いは本書に掲載されていますので、それをご覧いただきたいのですが、その指使いで吹いてもフラジオが鳴らない人が大半だと思います。
私もフラジオはあまり得意ではないですが、コツとしては
- アンブシュアはちょっとだけ締める
- 舌をちょっと上げる
- 強く吹きすぎない
・・・といったところでしょうか。
でも、私も何年も上手くいかなかったです。
音大生時代は結局上手くいかなくて、社会人になってからようやく出るようになりました。
私は当時、通っていた音大の中ではかなりの劣等生でしたので、普通の音大生はこれくらいは在学中にすぐ出来るようになっているものなんですけどね。
なので、フラジオの不得意さは私のコンプレックスの一つでもあったりします(笑)