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花は咲くをサックスで演奏する上での3つのポイント【初心者向け解説】

こんにちは。長内(オサナイ)です。

来年は2011年に発生した東日本大震災から丸10年の年ですね。

もう10年のも経ったのかという思いもありますし、まだ10年しか経っていないのかという両方の感情がありますね。

実は私の母も宮城県出身なので震災が起きた当時は他人事としては考えられませんでしたし、宮城県に住んでいる大学時代の友人もいましたので、その当時は日々のテレビの報道にかじりついていた記憶があります。


昨日のYouTubeに投稿した「花は咲く」はそんな震災からの復興を応援するために制作されたチャリティーソングです。


私のレッスンでもこの曲を取り上げることは多いので、今回はこの曲を演奏する上でのポイントを解説していきたいと思います。

花は咲くの演奏動画です

この記事はどのような人を対象としているかについて

私のレッスンでもこの曲を取り上げることは多いので、今回はこの曲を演奏する上でのポイントを解説していきたいと思います。

今回どんな人がこの曲を練習しようとしていると想定しているかというと「サックスをはじめて1年くらいで最低週1回くらいレッスン以外で練習する機会がある」という人です。

月3回のレッスンの時しかサックスを吹きませんという方は、その方の音楽経験にもよりますが、1年ではこの曲を演奏するのはちょっと難しいかなと思いますのであらかじめご了承ください。

今回演奏する上で使用した譜面はALSO出版より出版されている「 アルトサックスで紡ぐ、こころの詩」のものです。
もしこの譜面をお持ちでしたらご覧になっていただけるとさらにわかりやすいと思います。

ポイント1 オクターブキーのまたぎに要注意

しょっぱなからこのような部分が出てきます。

この部分で注意していただきたいのがラの音からレの音に移る部分です。

この部分でしょっちゅう音がひっくり返っていませんか?

その原因はいくつかあるんですけど、ほぼ90%くらいの確率で左手の薬指が他のキーに比べて遅く押していることが原因だったりします。

この左手の薬指のキー(ソの指)をちょっとでも遅く押してしまうとその上のラの音が実質鳴ってしまうという特徴があるんですよね。

実はこのことは以前私がブログに書いていたりもしますので詳しくはそちらをご覧いただけると詳しくわかると思います。

 

真ん中のドからレの動きが上手くいかない!という人のための5つのチェック項目


こちらの記事の2番目の項目「ド→レに行くときに音がひっくり返る人は左手薬指に注目!」というところですね

ポイント2 アーティキュレーションの指示を守りましょう

この曲集に関してはスラ―やテヌート、スタッカートなどのアーティキュレーションの指示が丁寧に書かれています。

なので初心者の方はそれらのアーティキュレーションの指示を「できる限り」守るように練習してみましょう。

「できる限り」と書いたのは、まだサックスをはじめて1年以内の方の場合これらのアーティキュレーションの指示を守りながら演奏するのはなかなか難しい場合が多いからです。

なので、まずは楽譜を一通り譜読みをして演奏することができるようになってからでかまいません。そのあとにアーティキュレーションに気を付けながら練習していきましょう。

ちなみにこの曲で出てくるアーティキュレーションはスラ―だけです。

スラ―がついているところではタンギングをしなくて結構です。というかタンギングをしてはいけません。スラ―は「滑らかに演奏なさい」という指示なのでタンギングをしてしまうと滑らかさがなくなります。

ちなみにスラ―の最初の音ではタンギングしましょう(これは時と場合によりますが。タンギングをしない場合もあります。)

例えば下の譜例の場合どこでタンギングをしたら良いかわかるでしょうか?

そうですね最初のミの音、次の小節の二つのファの音でタンギングが必要ですね。

また次の譜例ではどうでしょうか

今度はスラ―がずっとついているので最初のレの音だけタンギングをすれば良いような気もしますが正解はレの音を二つともタンギングします。

スラ―が途切れている場合はそこでタンギングをしなおす必要がありますのでその点は注意が必要ですね。

ポイント3 poco rit. とrit.の違いに注意

譜面の28小節目にこのような記号が出てきます。

これは音楽記号なのですが「poco(ポーコ)」というのはイタリア語で「少し」、「rit.」は「ritardando(リタルダンド)」の略で「だんだんゆっくりと」という意味です。

なのでここではほんのちょっと遅くしていけば良いですね。

ポイントはここでは「ほんのちょっと」ということです。

曲の最後のこの部分で今度はpocoが付いていないrit.が出てきます。
この部分です

この部分では上記のさきほどの「poco rit.」の部分に比べたらかなり遅くしてしまって大丈夫です。

ちなみにa tempoというのはここから元のテンポに戻しましょうという意味です。

まあ、この部分はぶっちゃけカラオケ音源に合わせて演奏していれば自然とわかる部分であったりもします。そもそもカラオケ音源に合わせて練習している段階でなんとなく気づきますからね。


ただ音楽を学習していくという点で最低限の音楽用語は覚えておいて損はないのでなんとなく頭の片隅にでも置いておいてください。

以上が「花は咲く」を演奏する上でのポイントでした。
参考になれば幸いです。

私オサナイ(長内)は名古屋の千種区の池下でサックスの教室をやっております。
初心者の方でも楽器の持ち方から丁寧に指導させていただいております。
またネットからの申し込みの場合は入会金が通常1万円のところを半額の5000円にさせていただいております。
1回のみの受講も可能ですのでぜひレッスンにお越しください。

レッスンの詳細についてはこちら

 

使用マウスピース

H.Selmer SUPER SESSION アルトサックス D

使用リガチャー

ブルズアイ(Bullseye) リガチャー ブルズEX メイヤーラバーアルト ゴールドプレート BLEXGP-Mey-A

使用リード

RICO リード ラ・ヴォーズ アルトサクソフォーン ミディアムハード

使用楽器

Yanagisawa A992(もう製造されていない型番です。)
現行機種はこちら↓

使用ストラップ

ブレステイキングストラップ

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